【レビュー】日立冷蔵庫「R-HW49V」は鮮度保持機能が充実!家電評論家が徹底解説!
適当におすすめする記事とは違います。
自信を持っておすすめポイントを紹介いたします。
・多くの鮮度保持機能が付いていてコスパGood
・冷蔵室全部がチルドでラップ無しでもOKで手軽
・地味に嬉しい磁石がくっつく扉
オススメ度
このモデルの発売日とグレード
R-HW49Vは、2024年2月に発売された日立の485L冷蔵庫です。このモデルは、日立独自の「まるごとチルド」や「特鮮氷温ルーム」、「デリシャス冷凍」などの鮮度保持機能が充実しており、作り置きや冷凍保存を効率よく行えるのが特長です。
また、冷凍室が真ん中に配置されているため、冷凍庫を頻繁に使う方には特におすすめのモデルとなっています。
- R-HW62V,R-HW54V,R-HW49Vとの違いは? +をタップ→
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これらの違いは容量だけ。価格を見ながら好きな容量選んでください。
容量が違うため、サイズや電気代も差がありますが、大きな差はありません。
この表で見るとそんなにグレードは高くない?
もっと上のグレードとの違いは冷蔵庫カメラとスマホ接続ができるぐらいです。正直このグレードで十分多機能です!
日立の冷蔵庫ラインアップはやや複雑に感じられることがありますが、「R-HW49V」はほぼ最上位モデルと同等の機能を備えています。一方で、冷蔵庫カメラ機能は搭載されていません。カメラ機能自体、庫内の奥まで鮮明に撮影するにはまだ改良の余地があり、今後の進化に期待したいところです。
一番下のHシリーズだと野菜室と冷凍の鮮度保持機能が落ちてしまうため、HW(VW)シリーズ以上の購入をおすすめしてます。
どんな機能がついている?
まるごとチルド
全体がチルド室と同じと言う大胆な発想!ラップ無しでも十分保存ができる手軽さが売りです。
「まるごとチルド」は、冷蔵室全段を約2℃の低温と高湿度で保つ日立独自の技術です。肉や魚などの鮮度が気になる食材を、菌の繁殖を抑えながら長期間保存できるのが特長。
さらに、ラップをせずにそのまま保存しても乾燥や変色を防ぐため、食材本来のおいしさをしっかりキープしてくれます。毎日の食材管理がぐっと楽になる、便利な機能です。
※もちろんラップをした方がさらに長く乾燥せずに保存できます。
特選氷温ルーム
凍らせないので旨みや食感をしっかり保ったまま保存ができます。
日立の「特鮮氷温ルーム」は、食材を凍らせないギリギリの温度で保存することで、鮮度をしっかりキープします。凍らせてしまうと解凍時にうまみが逃げたり、食感が変わってしまうこともありますが、数日で食べる予定のものは、このルームに入れて保存するのがおすすめです。
サイズも広々としているため、コストコなどで購入した大きな食品もそのまま収納できるのがポイントです。
他メーカーにも同様の機能が搭載されている場合もありますが、保存期間など各社違いがあるので、要チェックです!
※もちろんラップをした方が乾燥せずに保存できます。
らくうま!ひろin冷凍 (デリシャス冷凍&3段トレイ)
このモデルは真ん中冷凍室を採用しており、使い勝手の良い3段トレイ構造が特徴です。
1段目には大きなアルミトレイを搭載。アルミトレイが食品の熱を効率よく奪うことで、高速冷凍を実現します。さらに、温度センサーが食材の温度上昇を検知すると自動で冷却を開始し、
一気に冷凍。これにより、うまみの流出を抑え、美味しさをそのままキープした冷凍保存が可能です。
高速冷凍は時間の記載は特にないので、あくまでも通常よりは歯浮く
3段に分割されていると使いにくい?
個人差はありますが、小分けにした食材や作り置きは薄いことが多いものです。トレイが多いと整理しやすくむしろ使い勝手が良いと感じる方が多い印象でした。
冷凍庫手前は空間が空いており、500mLのペットボトルを立てて保存ができます。
新鮮スリープ野菜室
家電批評様で検証した際、7日後の野菜が他メーカーに比べて若干
乾燥が進んでいました。
プラチナ触媒が臭い成分や野菜から放出されるエチレンガスを分解し、野菜の呼吸活動を抑えることで、眠らせるように保存します。この機能により、下位グレードの野菜室と比べて、長期間水分を維持しながら鮮度を保つことが可能です。また、手前には2Lのペットボトルや長い野菜、米びつなどの大きなものも収納しやすい設計になっています。
まだまだ細かいポイントを紹介
磁石がくっつく!
子供の献立表やカレンダーなどが貼れるのは嬉しいですよね
最近の高機能冷蔵庫はおしゃれさを重視し、ガラス扉を採用するモデルが主流です。しかし、日立はその洗練されたデザインを損なうことなく、鋼板の扉を採用しています。磁石を付けられる高機能冷蔵庫を待ち望んでいた方にとっては、まさに理想的な選択肢と言えます。
ボタンを押してクイック冷却
冷蔵庫内のボタンを押すだけで、60分間風量を強めて素早く冷却する機能を搭載。ビールを急いで冷やしたり、お弁当を効率よく冷ましたり、粗熱を取る際など、さまざまな場面で活躍します。
R-HW49Vのデメリット
・オートクローズが付いていない
・自動製氷皿が外せない
・急速冷凍の時間の記載なし
細かいポイントですが、大事な部分だと思います。
各メーカーで強みのポイントが違うので要チェックです。
まとめ
・多くの鮮度保持機能が付いていてコスパGood
・冷蔵室全部がチルドでラップ無しでもOKで手軽
・地味に嬉しい磁石がくっつく扉
オススメ度
冷蔵・冷凍の機能が充実していて、作り置きやまとめ買いをする人にとっては特に使いやすい冷蔵庫です。